生きづらさ解放プレゼンター成瀬敦史<公式サイト>

凸凹さん子育てママをサポートし、発達障害をモデルに誰もが自分らしく生きられる社会を創る講演家・コーチ「生きづらさ解放プレゼンター」。発達障害・高次脳機能障害の当事者です。発達障害者の就労支援スタッフ等も務めています。facebook、noteブログ、YouTubeでも生きやすさを掴むヒントを発信中です。

記憶障害のせつなさ☆高次脳機能障害の映画「ガチボーイ」

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以前から観てみたかった映画「ガチボーイ」をNetflixで視聴しました。
高次脳機能障害の記憶障害をテーマにした珍しい映画です。

佐藤隆太演じる、自転車事故で脳を損傷して高次脳機能障害になり、新しいことが覚えられなくなった主人公。
寝たら忘れてしまう苦しさ、せつなさ、焦りを抱えながら、生きる意味を学生プロレスに見いだすお話です。
(他に、向井理、仲里依紗、泉谷しげる、宮川大輔とか出てます。)

僕は主人公ほど酷くはなかったけど…。

でも、覚えられないせつなさ、共感しました…。

メモしたこと自体を忘れてしまったりとか…。

メモばかりの生活は、リハビリで相当回復した今でもそうです。

「ズルッ」という音がしたかのような感覚とともに、記憶が脳からこぼれ落ちる嫌な感触…。
この主人公も味わってるのかな…と思いました。

前職にて、苦情で来られたお客様に対応。
数日が経って、同じお客様が同じ件でまた怒ってこられた時に、完全にその方の顔や対応した記憶が抜け落ちていた時とか…。
もう悲惨でした…(涙)
だって、このお客様からすれば、数日前に苦情をぶつけた職員に「はじめまして。本日のご用件は?」って言われたわけですから…(滝汗)

相手(特に妻)を怒らせて「また、俺、忘れたのか…」と愕然としたり…。

それでも、リハビリをがんばったおかげで、ずいぶんと覚えられるようになったなぁ…とか。

メモを取るのが上手くなったなぁ…とか。

昔(といっても3~4年前)はもっと酷かったなぁ…とか。

リハビリ、辛かったけどがんばったなぁ…とか。

いちばんキツかったのは「俺は、あの事故によって、普通の人間ではなくなってしまってたんやなぁ…。」と実感するときです。
もう慣れましたけどね…(^_^;)

そんな、いろいろな切ない思い出が甦ってきた映画でした。

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