発達障害でも大丈夫!~生きづらさ解放プレゼンターあっちゃん(成瀬敦史)~

思春期のお子さんに発達障害がある お母さんの不安を希望に!発達障害&高次脳機能障害の当事者、かつ就労支援者、かつ発達支援コーチです。「発達障害は生き方のユニバーサルデザイン」☆

発達障害は「改善」します☆なぜなら……♪

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<2018年3月11日の記事をリニューアルし、再投稿します。>


皆さんは、「発達障害は改善する」と思いますか?

一般的に主流な考え方は以下のようなものだと思います。

発達障害は生まれつきのものであって、「改善」するものではない!
薬で苦しさを緩和するくらいしか方法は無い!

ある意味正論です。

だって、「発達障害」とは、

社会生活のアチコチで「困り事」が頻繁に起きてしまうほど、脳・神経の発達具合が生まれつき偏っていること

……だからです。

言ってみれば、発達障害は(精神障害ではなく)身体障害とも言えるのです。

……なので、「いくらがんばっても定型発達者(いわゆる健常者)と同じようにはならない!」……すなわち「改善はしない」と言われるのも無理はありません。


しかし、ここで「改善」の意味合いを拡張して考えてみたいと思います。

「定型発達者と同じように」ではなく、
「生き辛くないように」…!
これは可能なんです!
そういう意味では「発達障害は改善」します!(^_^)V☆

ここで言う「改善」とは、どんな環境にでも適応できることを指すのではありません。
…っていうか、そんな玉虫色の適応能力なんて有り得ないし、そもそも人生に必要ありません。

まず大切な要件として、自分の“かたより”(障害特性)に合った環境(人間関係、仕事や学校など)を自分の意思で選ぶ!
そして、そこで生きていくうえで邪魔になってしまう“かたより”について「改善」するのが正しいあり方です。
そうすれば、発達障害者でも生き辛さに翻弄されることなく、自分らしさを発揮し、リラックスして、ワクワクしながら人生を謳歌できる☆
そういう意味での「改善」なんです。

※愛着障害や高次脳機能障害による脳の損傷でも、この考え方はほぼ同じです。


僕自身を例にあげましょう。
自分の脳をリハビリしたことで、前職(公務員)の精密多量な事務作業への対応を実現しました。
「できる、できない」で言えば「できる」ようには回復したわけです。

でも、やっぱり苦手は苦手。
定年まで働き続けるには、心身にあまりにも負担が大きかったのです。
通勤電車に乗れなくなって一週間も休まざるを得なかったり、救急車で運ばれたりしました。
心はボロボロでした。
僕にとって、公務員の仕事内容では「人間らしく」暮らすことが出来なかったんですね。
まさに「生きづらさ」の極地だったんです。

しかし、苦手を避け、障害特性を活かせば、確実に「人間らしく」暮らせることを確信できました。
収入だって、その方が中~長期的には絶対に安定します。
だから、公務員を退職して起業(講師)・転職(就労支援)したんです☆

障害について理解してくれた今の妻と再婚したことも欠かせません。
つまり「人生を共に過ごす家族を選んだ」と言えます。
そして、妻に負担をかけたくない一心で「一緒に暮らすうえで支障がある部分」について必死でリハビリしたわけです。
逆に言えば、自分が選んだ環境(家族や仕事)に必要の無い部分をがんばって「改善」する必要は無いわけです。
(プロ野球のピッチャーに求められるのは投球力であって、打率では無いのと同じことです。)

繰り返しますが、「できる」と「人間らしく暮らせる」は大きく違うわけです。


…というわけで、発達障害者が幸せに暮らしていくためには、以下①~⑤の順番で実践していくことが必要となります。

①自分の“かたより”(障害特性)を理解する。(子どもの場合は、まず親が理解する。)

この“かたより”は「得手・不得手と好き・嫌い」と言い換えることもできます。
日本の教育では「みんな同じように」という同調圧力がまだまだ色濃いため、この点について見定めることをおろそかにしがちです(>_<)
常識や「誰が決めたかわからないルール」に囚われず、自分を冷静に見つめてくださいね。

“かたより”が大き過ぎることで生き辛くなっているのであれば、発達障害の検査を受けて医師の診断を得ることをお勧めします。

②「自分のトリセツ」をつくる。

自分の“かたより”から来る「困りごと」について第三者に説明できるようなメモ(取扱説明書)を作りましょう。
わかりやすい箇条書きがイイですね。

例えば「行動や会話のこだわりが強い」、「忘れ物が多い」、「空気を読むのが苦手」、「情緒不安定」など。

さらに、その「困りごと」に対して自分なりに努力していることを書きます。
(自助努力をしないのに「障害者なので配慮してください」と言っても、反感を買うだけです。障害の有無に関わらず、生きる上での努力は必要で尊いのです。)

例えば、「こだわり過ぎていないか周囲に意見を求める」、「忘れ物がないよう、早めに準備し、確認する」、「空気を読むのは苦手なので、何かあれば遠慮なく指摘して欲しい」、「呼吸法やエクササイズ、栄養改善等、情緒が安定する策を講じている」などをアピールしましょう。

そして、自分にとっての困り事だけでなく、長所になり得ることも書いてください。

例えば「ルーティンワークを正確にこなせる」、「(向いてる仕事なら)集中力が桁外れに高い」、「積極的なコミュニケーションが得意(距離の詰め過ぎには注意が必要だが)」などです。

③“かたより”を理解してくれるコミュニティ(人間関係)を選ぶ。

「自分の説明書」を活用して、家族に対して理解を求めていきましょう。精神障害者保健福祉手帳を取って併用しながら理解を求めることも重要です。

それでも理解してもらえないなら、たとえ親や配偶者、恋人が相手だとしても、別居、離婚、別れなどを考えましょう。

まずは自分が幸せに生きられることを第一に考えることが必要だからです。
なぜなら、貴方が「安心・安全」に生活できずに不幸なままだと、周りの人間は貴方に振り回されて自動的に不幸になってしまうからです。

④“かたより”(障害特性)が良い方に影響する仕事や学校などを選ぶ。

特性を活かせる仕事、そこを目指せる学校を選ぶことが大事です。

自分に向いている仕事がわからなくて悩むのなら、就労移行支援事業所や自治体の発達障害者サポートセンターなどを利用するのもオススメです。

⑤それでも邪魔になる“かたより”について、「改善」の努力をする。

自分の意思で選んだ環境に適応するために「改善」が必要なら、ソコはがんばりましょうね(^_-)-☆

原始反射統合セッション(発達支援コーチング)、からだ指導室あんじん(栗本啓司さん)ワーク、脳神経リハビリ、心理学的アプローチ、社会適応訓練(SST)など、たくさんの改善手法があります。
(画像は原始反射統合セッション)

※原始反射統合セッションは僕も個人セッションで提供しています。
(詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。)


これら①~⑤は、これから僕が人生をかけて繰り返し伝えていくことです。
今後も繰り返し、詳しく書いていきますので、ご期待ください(^^)/


 

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