発達障害&高次脳機能障害の存在を知らないままに生きづらかった頃の僕は、
自律神経の動きがめちゃくちゃでした。
「自律神経」とは、消化・吸収・排泄・血流など新陳代謝や内臓等の動きを無意識化でコントロールしてくれる神経のことです。
この自律神経の動きが狂ってしまっていたため、本当にいろいろと大変でした。
もっとも辛かったのは「過敏性腸症候群」(IBS)です。
メンタルが常に不安定だったから、15分に一度の排便(下痢)が必要になり、まともに働けなくなりました。
トイレにかじりついてロクに働けないまま、職場の上司や同僚の信頼を失っていく・・・。
その苦しさから、既往のうつ病・強迫性障害がさらに酷くなっていきました。
出勤のために靴を履こうとした途端に足が崩れ落ちてしまう。
家の玄関の戸締りを何度も確認しないと気が済まず、ついに玄関のドアノブを引きちぎってしまいました。
当時の自分を思い起こせば、「異常」だったと思います。
なぜ発達障害者の自律神経が乱れやすいのかという解説は、長くなるので別の機会に。
とにもかくにも、自律神経が乱れると様々な生きづらさに激しく襲われるんです。
そして、自律神経の乱れは強すぎるストレスによって発症・悪化します。
特に今は、新型コロナウイルスによる外出自粛・長期休校・休業やテレワークの要請によって、子どもも親も自律神経が乱れているケースが多いと思います。
今でこそ、効果的なボディ&メンタルワークによって自律神経が安定した僕ですが、
今、子ども達や親御さんが置かれている過酷な現状を思うと胸が痛みます。
そんなご家庭におすすめしたい本があります。
4月6日にマキノ出版から発売された「自律神経〜医師も実践する最高の整え方〜」です。
【Amazon】「自律神経 医師も実践する最高の整え方」(マキノ出版)
心身の不調に悩んだ方々が自律神経を整えることで健康を取り戻したエピソード。
そして、その方法が医師監修のもと多数収録されています。
どれも大きな手間や高額な費用が不要で、誰にでも取り組める自律神経調整法です。
そして実は、僕へのインタビュー記事も1ページ掲載して頂いてます。
(月刊ゆほびか2019年12月号に掲載して頂いたものの再掲載です。)
腕利き理学療法士の乾亮介さんが提唱する「うつぶせ1分」。
うつぶせで寝るだけで腰痛、肩こり、猫背、誤嚥予防などに効果があります。
その「うつぶせ1分」を僕が1ヶ月試してみたところ、
発達障害 の“あるある”な生きづらさである「浅い呼吸からの不眠」が改善する確信を得られた……というお話です☆
乾亮介さんは、交通事故によって脳脊髄液の流れが滞っていた僕の身体を「クラニオ・セイクラル」(頭蓋仙骨療法)という技で整えてくださった熱いスペシャリストです。
<「うつぶせ1分」を実践したエピソードについては、このブログの下記記事に詳しく書いています。>
「うつぶせ1分」(乾亮介さん)は発達障害の過緊張と不眠に効果がありますこの本には僕へのインタビュー記事だけでなく、乾亮介さん自身による「うつぶせ1分」のやり方も掲載されています。
<「うつぶせ1分」の詳細については、乾亮介さんの下記著書をご覧ください。>
<Amazon「うつぶせ1分で健康になる」 乾亮介>
自律神経の乱れに悩むのは、発達障害の当事者はもちろんのこと、親御さんを含む健常者の方も同じです。
ぜひ、この本にたくさん紹介されている各種の方法をお試しいただき、自分なりの整え方を身につけてくださいね!
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