きもちが楽になりました☆発達障害が導く凸凹発揮人生/成瀬敦史

「発達障害者 × 健常者 × 支援者」のトリプル視点から紡ぎ出された、誰もが自分らしく生きられる5ステップ①ととのえる②やめる③えらぶ④のばす⑤おぎなう/その生き辛さ、手放しませんか?【大阪】

自己肯定感と「薬」のお話【実施レポ:7/16第6回家族・支援者自助会ペガサスムーン】

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安定して更新が遅くなっているペガサスムーン実施レポでございます(^_^;)
次回は明日(8/19)なのに(笑)

第6回はご新規さん2名を含む計7名で行いました。
ペガサスムーンが所属する「さかいハッタツ友の会」の他の自助会で噂を聞いてご参加くださった方もいたり☆

皆さんの自己紹介の中から導き出したこの日のテーマは、前半と後半のふたつになりました。

前半は「自己肯定感を上げるには?」。

自己肯定感とは、人間が誰しも生まれつき持っている自分への信頼、つまり「成功しようが、失敗しようが、嫌な目に遭おうが “私は大丈夫”」という気持ちのことです。

人間が幸せに生きていくうえで非常に重要なこの「自己肯定感」。
「自尊心」とも言い換えられるものであり、他者評価、つまり「私は●●●ができる(できた)」が基準となる「自信」とは異なります。

発達障害者はコレがとても低い方がかなり多いんです。
発達障害のせいでいじめられたり、なじられたり、バカにされ続けてきたために、生まれつき持っている自己肯定感が甚だしく失われてしまったんですね(>_<)
まぁ、僕もそうだったので・・・。

一方、発達障害者の中には社会適応が上手く出来て、快適に暮らしている人もたくさんいます。
コレってやっぱり自己肯定感の高さがカギになるよねーって話になりました。

……で、

自己肯定感を保ちながら大人になれたのは何故か……と言う件について、皆さんでワイワイ♪

その結果まとまったのが……
「親が自己肯定感の高い人だったから」……(笑)!

そのまんま・・・というか、
「ですよねぇー!」って感じでした(笑)

じゃあ、親の自己肯定感はどうやったら上がるのか……?

これについては、まずは親自身が自分の「快・不快」をきちんと感じ取ったうえで、やりたくないことをできるだけやらない、積極的にヒトに頼る。
そうすれば子どもの自己肯定感も下がらずに済む、回復していく……という話が出されました。
ペガサスムーンでは頻出のお話し故に、皆さん、うなづく方が多かったです。

僕もかつて、ひきこもり・不登校者のお母さん方のグループカウンセリングをしていた時に、そういう事例に出会っていました。
だから、すごく納得する話でした。


後半に皆さんから出されたテーマは「薬って飲んでいいの?」

僕もうつ病に10数年苦しんでいたため、その間はドクターから出される薬を飲んでいました。
抗うつ剤と抗不安剤を服用し続けました。
「いつか必ず止める!」と念じながら。
ちょっとづつ、ほんとにちょっとづつ、カッターナイフで錠剤を切って「0.5錠」とかやって(冷汗)
心理学的トレーニングや身体アプローチ、すなわち「そもそもの心と身体をしなやかにする」ことで薬を止めることができたんです。

このテーマがみなさんから挙げられたのは、やはり「副作用への不安」と「飲まないとやってられない」の狭間で揺れるシンドさです。

また、ADHDの「治療」(冷汗)につかわれるコンサータやストラテラについては、他の薬とは分けて考えるべきとの意見も出されました。
多くの薬は発達の凸凹(一次障害)ではなく、一次障害の生き辛さから心に負荷がかかることで発症するうつ病や不安障害など、二次障害のための薬です。
しかし、コンサータやストラテラは一次障害(例えば、多動や注意欠如)そのものを緩和する薬だから扱いを分けるべき・・・というお話。


そして……妻さとみんからも、参加者の皆さんにとっては驚きを隠せない話が出されました。

彼女が自身のブログで告知して以後、まだまだ知る人ぞ知る・・・なんですが。
さとみんはかつて、重度うつ病患者だったんです。
そして精神科病院、しかも完全閉鎖病棟に入院していました。
鉄格子と二重鍵に閉ざされた壮絶な過去……。
薬の影響とも言えた、数々の自殺未遂。
(僕は、付き合っている時にこの話を聞かせてもらいました。)

(画像はイメージです。)

僕はもちろん、彼女を大好きな人たちは、さとみんからその話を聞くと口を揃えて、
「よく生きて私たちの前に現れてくれた!生きていてくれて、本当にありがとう!」と言います。

より詳しくお知りになりたい方は、彼女のブログをご覧ください。
ただし、壮絶な描写があるため閲覧注意です。
自己責任でご覧ください。

その時の経験をもとに、これ以上の信憑性は無い、薬にまつわる話をしてくれました。
今の、明るくてたくさんの人を元気づけ、愛されているさとみんに対して、
参加者の皆さんからは「とても想像できない」という声が何人もあがりました。

薬の要不要については、

自傷してしまっている時など、当事者も家族も危険な場合。
また、薬が無いとまともに動けない場合は、薬を飲まないと仕方ない。
薬を全否定するのは無理。

しかし、薬が要される原因である生き辛さを改善するうえでは、今は様々な方法がある。
「薬が無いとダメ」という発想は捨てるべき。

SSTで人間関係を改善する方法があれば、
アレクサンダー・テクニーク等で姿勢を良くすることからメンタルを整える方法もある。
スポーツ選手がやるようなメンタルコントロール手法もある。
※SST……ソーシャル・スキル・トレーニング(コミュニケーションが苦手な発達障害者を主な対象とした、会話や付き合い方の練習手法・プログラム)

そして、原始反射統合セッション、ナカメ式足指バンド、「大人の発達」概念(灰谷孝さん)なども薬がいらなくなる強力なアプローチだ。

・・・という話になりました。

今回もとても濃密な2時間となった第7回ペガサスムーンでした。


そして、今回のアンケートの回答内容はこちら!
※ネット公開の承認を頂いた回答のみ掲載しています。

参加して良かったこと。

◎薬についてはまったく知識が無く、飲んでいる方がどんな思いを持っているのか知ることができました。

◎久しぶりに色々な専門的な話が聞けました。

◎薬(SSRI)の作用の説明(セロトニン再取り込み阻害)がとてもわかりやすかったです。

◎薬に対する色々な人の意見が出て、面白かったです。

今後、どんなことを話したい(聴きたい)ですか?

◎発達障害がある方のポジティヴな可能性を色々と知ることができれば、と思います。

◎障害と個性

◎「大人の発達」のことや、SSTの具体的な内容や他にも色々。

◎親は子どもにどうなって欲しいか。

感想やご意見

◎あっという間の2時間でした。聴き足りないもどかしさはありますが、また来れる機会がありますように!

◎(たくさん出された語り合いの内容を、司会の成瀬がわかりやすく整理して、最後にまとめるやり方について)オチはつけないといけませんか?

今回もたくさんご意見をいただき、感謝です!


・・・というわけで、今回も盛りだくさんだったペガサスムーン。
次回は明日!
7回目となります。

2018年8月19日(日)18時から。
場所や内容などの詳細はこちら。

これまでの実施レポなどはこちらにまとめています。


また、明日は13:30から大阪 心斎橋で、セミナーを開催します。
おかげさまで満席となりました。

8/19(日)】結局、発達障害って何なの?~障害当事者と健常者の狭間から見えたホントのところ~

本やネットやお医者様、心理カウンセラーさん等からの情報だけではわかりにくい「発達障害の真実」、「発達障害との(具体的な)向き合い方」、「互いのコミュニケーションの仕方」について学べるセミナーです。


・・・というわけで、明日 8/19はセミナーとペガサスムーンのダブルヘッダー(笑)
あっちゃんガンバリます!(*^_^*)
皆さんのお越しをお待ちしています!

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成瀬 敦史(なるせ あつし)

社会不適応・うつ病・ 離婚のどん底からリラックス人生に生き直せた、ADHD・高次脳機能障害者です。
発達障害者の就労移行支援事業所スタッフ。
家族・支援者の自助会ペガサスムーンを主催。
障害の有無に関わらず、すべての人々が各々の「特性」を活かしながら、自分らしい人生を歩んでいく。そのために大切なことをお伝えしていきます。【大阪】 [詳細]