一般的に良く耳にする「発達障害者は(生まれつきの障害なので)変わらない」ってのは、 就労移行支援 の現場にいると、どうにも信じられない。
僕の上司・先輩・同僚スタッフや環境のクオリティが抜群に高い……というのはあるにせよ☆
だって、入所の際の様子から別人のように表情が明るくなり、白かった顔色が赤らんでいき、姿勢が整い、発言が他人軸から自分軸になっていくから♡
他責な発言から、自己責任で生きている人になっていく。
わがままを言うことと 合理的配慮 を求めることの違いをちゃんと理解できるようになる。
「ちゃんと税金を払えるようになりたい(働きたい)」という言葉が出る。(定型さんからは聞いたことないw)
これは「自己犠牲 」じゃない。
「社会人」になってきたということ☆
就労移行支援コーディネーターとしても、 生きづらさ を解放するひとりの講師としても、最近特に、利用者の皆さんから学ばせて頂くことが多い。
「やってみないとわからない」、「トライ&エラー」、「(相手を信じて)まずは相談しよう」、「試行錯誤」……そんなポジティヴな言葉が複数の方々からポンポン出てくる。
「誰も私のことをわかってくれない!」、「なんで●●してくれないんだよ!」という言葉が、
「理解してもらえて助かります」、「何かできることありますか?」に変わっていく様を、もう数え切れないほど見てきました。
どんよりした瞳が、自分の未来を自分で切り拓いている人間の眼差しに変わった様を。
ささいな失敗に動揺ばかりしていつもクタクタな方……。
今では失敗のたびに「いいデータが取れました」と照れ笑い。次の機会には見事に修正。まさに別人だ。
翻って、僕自身はどうか?
他人や環境のせいにしてないか?
試行錯誤を怖れていないか?
貢献することと他人を見下ろすことがゴッチャになっていないか?
結果が出てないことを反省・改善するのではなく、単に自分を責めて終わっていないか?自問自答の日々です。
もう一度、言います(^^)
真偽を追求する必要は感じないけど、「 発達障害者 は変わらない」というのは、僕にはどうにも信じられません(*^_^*)
発達障害は「一部未発達症候群」。
「好きで得意」を活かし、自分らしい人生を歩む中でどうしても邪魔になる「苦手」があって、自分自身が望むならソコを発達させることはできます!
明日も利用者の皆さん、スタッフと共にがんばります! (^^)/☆
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