生きづらさ解放プレゼンター成瀬敦史<公式サイト>

「発達障害っ子ママのサポート」を入口に、発達障害をモデルにした “誰もが” 生きやすい社会を創る講演家・コーチ「生きづらさ解放プレゼンター」。発達障害・高次脳機能障害の当事者です。発達障害者の就労支援スタッフ等も務めています。

“怒鳴る”や暴言は論外なので逃げてくださいね(パートナーが発達障害……など)

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「怒鳴られるんです」というご相談を良く伺います。
「死ね」とかの暴言をぶつけられるケースも。
皆さん、深くお悩みです。

ご主人に無自覚の発達障害があって、
そのご主人が酷いことを言ってくるケースが多いですね。
(もちろん、夫と妻が逆パターンもあります。)

俗に「カサンドラ症候群」とも言います。

<「発達障害者は暴言癖がある」というわけではありません。この点については文末をご覧ください。>

こういうお話を伺うことがちょっと多いので、どうするべきかをハッキリ書いておきますね。


大前提なんですが、

「怒鳴る」のは、その時点で、少なくともあなたにとっては「ダメ」です。

論外です。

話になりません。

すべてれっきとした「DV」、「ドメステイックバイオレンス」、「虐待」、「暴力」です。
「私にも悪いところが・・・」とか、「そのうち収まる」という問題ではありません。

よしんば、パートナーに発達障害の診断が出ていたり、明らかにその傾向があったとしても関係ありません。

僕に発達障害があるからこそ言いますけれど、
発達障害があるからといって、何をしても許されるわけではないんです。


もちろん、その人は「怒鳴ってしまう」、「暴言を吐く」何らかの理由を抱えています。
でも、それはあなたとは関係ありません。

また、「これくらいでビビってんじゃねえ!」と言われるケースも多いようです。
これは、その人の世間ズレした未成熟なセンスに過ぎません。
何が「怒鳴り声」で、何が「暴言」かは、あなたが決めてイイです。


傷つけられたあなたが付き合う必要はありません。

◎「怖いから怒鳴らないで」と言う。
◎「酷いこと言うのを止めないと、あなたとは話せない、一緒に居られない」と言う。
◎家族や友人、知人、行政や支援機関に相談する。
◎カサンドラ妻(夫)の自助会に参加する
◎逃げる。
◎離婚する。(必要なら家庭裁判所を介して調停する)

あなたやお子さんの安全安心を守るために、
こういった手段をためらう必要はまったくありませんからね😉

そして、人生は何度でもやり直しが効きますからね☆


あなたは自由です。

法律はあなたを守るために存在します。

助けを求めていいです。

「怒鳴る」や暴言それ自体に弁解や情状酌量の余地はありません。

どうか忘れないでくださいね😊

【注釈】

勘違いして欲しくないんですが、発達障害者が暴言を吐くわけではありません。

「暴言を吐く人→発達障害」ではなく、
「発達障害→“つい暴言を吐いてしまう”という困りごとに苦しむ人も少なくない」です。

通算で200人近い発達障害者の就活・定着を2年以上、毎日 支援してきましたが、
そのなかで暴言癖の困りごとをお持ちの方は10人くらいです。
(また、僕が離婚した原因も暴言ではありません。)

発達障害者は、暴言に苦しめられてきた人がほとんどです。
誤解しないでくださいね。


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