生きづらさ解放プレゼンター成瀬敦史<公式サイト>

凸凹さん子育てママをサポートし、発達障害をモデルに誰もが自分らしく生きられる社会を創る講演家・コーチ「生きづらさ解放プレゼンター」。発達障害・高次脳機能障害の当事者です。発達障害者の就労支援スタッフ等も務めています。facebook、noteブログ、YouTubeでも生きやすさを掴むヒントを発信中です。

子どもの発達の遅さが気になる……?

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今日は、妻が早朝から夜遅くまでお出かけ。私は、先月で2歳になった息子と留守番です。散歩して昼寝の合間に、2月のコラボセミナー告知、定期セミナー、youtubeセミナーの準備をしています。

息子は2歳になっても、食べ物はおろか、水もお茶も飲まず、ミルクしか飲みません。また、同じ月齢のお子さんと比べて言葉の発達が少し遅いような気がします。もしかして発達障害かもしれないなぁと思っています。

じゃあ私たち夫婦がどうしているかというと、障害の有無にこだわってのアクションはしていません。

障害の有無に関係なく、彼のやりたいこと・やりたくないこと、好きなこと・嫌いなことをできるだけ尊重しながら育てています。いえ、「育てる」というより「共に暮らす」という感覚を持つように心がけています。

子どもだから当たり前ですけど、本当にアレコレ動きます。…で、彼の「発達したい」という思いを大切にしたい。だから、彼の動きをできるだけ邪魔しないようにする。これは、どんな子どもに接するにも欠かせないことであり、そこに障害の有無は関係ありません。(もちろん制止することも多々あります。安全や衛生は当たり前に大切ですし。私たちの疲労や時間制限など、親の都合で彼に “家族として” 協力をお願いすることは必要だからです。)

また、「恐怖麻痺反射・モロー反射の統合ワーク」も、寝かせるとき等にまめにしてあげています。これも、障害があろうがなかろうが大切です。反射が残存していると、単純に生き辛くなるからです。(反射統合ワークのことについては、まだまだ一般的ではないので、別の機会に改めて書きますね。)

じゃあ、そんな息子は日頃どう過ごしているかというと、しゃべることと食べることを自分の意思でとてもがんばっています☆

動物が大好きな彼は、好きな動物の名前をテレビや絵本を見ながら話してくれます。

うまうま(しまうま)、うま(うま)、あーい(さい)、おーお(ぞう)、きいん(きりん)、あーあ(かば)、ガォ(ライオン)、ワゥワゥ(イヌ)

とてもかわいくて、この子の生きる力強さに胸が熱くなります。

また、私たちがご飯の支度をすると、食器の引き出しを開け、自分からスプーンやフォークを持ってきます(笑)そして、私たちの食べ物から自分で取って、口に入れるのです。

ほとんど食べずに口の中で遊ぶ感じ。でも、いろんな色や形や味の食材に果敢にチャレンジしています。そうして膨大な量の情報を処理することで、脳と神経と心を発達させているのです。感動しか有りません☆

「立派」という言葉は物事をランキング、ジャッジする言葉で不適切かもしれませんが、こんな彼を見ていると「立派だなぁ」と素直に尊敬の念が湧いてきます。

妻が定期的にセミナーを受講している著名な栄養学の先生によると「自分にどんな食べ物が合うのかを、慎重に且つ積極的に試している。とても正常で素晴らしい行動です。」とのこと。改めて、人間というものの存在に感動します。

とはいえ、つい他のお子さんと比べる心が湧いてきてしまうこともあります。そんな自分に少し凹みつつ、「比べてしまった自分」も受け入れることができるようになりました。

障害があろうがなかろうが、その子の「今」にフォーカスし、焦らず子どもを見守る。家庭や学校・地域の環境がそんなエゴ・フリーでいられるようなセミナーとコーチングを提供していきたいと思っています。

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