身体を動かすのが大好きな息子(2歳1ヶ月)を連れて公園に行って来ました。
言葉が遅いし、まだミルクを飲むだけで 食べ物も水もお茶も飲食しないので、もしかしたら発達障害じゃないかと感じています。
なので、運動遊びで発達の進みを促し、将来に発達障害のような生き辛さで悩む度合いが減るように、しっかり歩き、本人が満足するまで遊べるような散歩を心がけています。
発達障害は、脳の発達における先天性の偏りと言われています。
これを僕は「狭義の発達障害」と捉えています。
しかし、以下のような後天的原因によって、狭義の発達障害(先天性)と同じような症状が発症するケースも多いんです。
①高次脳機能障害。
交通事故(僕のことですね)やアメフト等の激しいスポーツによる衝撃、くも膜下出血や脳梗塞等の脳血管障害、手術等による脳への細菌混入などによる後天性の中途障害のことです。(小室哲哉さんの奥様KEIKOさんが話題になりました。)
②愛着障害
子ども時代の虐待やマルトリートメント(不適切な養育)によって、脳の各所がダメージを受けるケース。
例えば、暴言を浴びせ続けられた子どもの脳は聴覚野がダメージを受けて話が聞けなくなったり、海馬がダメージを受けて記憶障害が起こったりします。
(大人の場合でもパワハラやDVを受けることで、程度の差はあれ同様の症状が出たりします。)
③恐怖麻痺反射と原始反射(モロー反射等)の残存
「恐怖麻痺反射と原始反射」とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時に生きていくうえで必要だった「反射」のこと。
出産後、これらが大きくなるまで残っていると様々な生き辛さに繋がります。
そして、残存が強すぎると発達障害との診断を受ける原因になったりするんです。
この残存を解消することを「反射の統合」と呼びます。
(詳しくは一般社団法人ここ・からだ公式サイトの解説をご覧ください。)
※お腹の中にいる時のストレスや分娩時のストレスによって、結果的に先天性、つまり「狭義の発達障害」を持って生まれてくるケースもあります。
これら①②③については、当事者、家族や支援者、周囲の人がそれぞれに直面する課題・悩みやトラブルが「狭義の発達障害」(先天性)と非常に似ています。
このため、改善や回復リバビリの方法、周囲に求められる接し方、コミュニケーションのトラブルや成功パターン等もかなり近いのです。
このため、僕はこれら①②③を「広義の発達障害」と捉えています。
医学的には語弊があるでしょうが、あえてこう説明するのは「理解者がひとりでも増えること」を進めるためです。
最優先なのは「困りごと」が解決していくこと。
それを考えると、若干乱暴ながらも、あえて「発達障害」という言葉でひっくるめてしまい、理解、支援、リハビリ・発達について、社会全体で広く、大きく盛り上げていった方が絶対良いと考えています。
(なお、発達障害者支援法においては、①高次脳機能障害を発達障害と同等に扱うことが厚生労働省から国民や自治体等に通知されています。)
さて、発達を促す遊びは室内でも可能です。
我が家では、例えば下記動画のようにすることもあります。
僕たち両親が考えてやらせているのではなく、息子がやりたいと自然に動き出した遊びを極力止めないというスタンスです。
遊びで発達を促す際には、シンプルなれど大事な以下の心がけと考え方を持ってください。
◯やりたいことをできるだけ止めずにやらせてあげる。(つい「それやっちゃダメ!」って言いたくなることが多いけれど、ソコちょっとがんばりましょう。死にゃーしませんWw)
◯満足するまでやりきった体験が積み重なって、反射が統合される。
◯無理やりやらせない。(恐怖麻痺反射はストレスで発動するため。また、モロー反射は「義務感や嫌々ではなく、本心からやりたいことを心置きなくやり切る」ことで統合されていくため。)
シンプルで安価なおもちゃで、室内で、近所の公園や学校の運動場で出来ますよ(^_−)−☆
ぜひ取り組んでみてください☆
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