2/11、大東市での発達障害啓発イベント「こころの健康ネットワーク大東2019〜普通ってなんやろう22th〜」へのシンポジスト登壇、無事に終了しました。
350名以上の来場者様に、僕が社会に伝えたいことを聴いて頂けました。
嬉しかったなぁ……。
生きづらい人がひとりでも減ったのだろうか……。
少しでもきもちが楽になる人がいたのだろうか……。
どれくらい思いが伝わったかはわかりません。
でも、こんなにたくさん聴いてくださったのだから、「さすがに、少なくともゼロではないだろう」と思えました。
<下記チラシ画像をクリックすると高解像度版が開きます>
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まずは、第一部の笹森理絵さん講演から始まりました。
NHKの発達障害関連テレビ番組への出演多数、講演や本などでもおなじみの方です。
ご自身が発達障害、そして、3人のお子さんもそれぞれタイプの異なる発達障害。
昨今の虐待問題への見解、躾と体罰の違い、子育ての葛藤の日々から母として、人間として、失敗に挫けることなく成長してこられた日々。
乗り越えた者しか持ち得ない説得力に溢れた、すばらしい講演でした。
第2部のシンポジウムでは、笹森さん、応援ソングライターyu-kaさん、そして僕の三者で行われました。
yu-kaさんのお話は、ご自身の困りごと・困り感を、これまでの人生に絡めてわかりやすく説明されるところから始まりました。
部活や接客業が上手くいかず、誰にも相談できず、ADHDと診断され……。
しかし、そこから彼女は、前を向いて明るく生きている発達障害者と連携しながら自分らしさを発揮していったそうです。
今ではたくさんのお仲間と特性凸凹を活かし合い、補い合いながら、ライブや講演をしておられます。
合間に、ハッタツのことを歌った弾き語りを絶妙に挟みながら♪
独特の癒しと優しさで会場の皆さんを包み込みながら、お話は進みました。
<yu-kaさんが歌っている動画が、こちらから視聴できます。>
僕は、yu-kaさんの歌は、ファーストアルバムを購入して聴いたものの、生で聴くのは、実は初めて。
隣で聴いていると、魂がホロホロとほどけていきそうでした(*^_^*)
そして、僕は、「『普通』は“従う”から“選ぶ”へ」と題して、以下のようなお話をしました。
①いわば「あるがままにしか生きられない」発達障害者の社会適応事例は、すべての人が自分らしく生きるためのモデルとなり得る。
②発達障害は絶望じゃない。
(ストレスから「ちゃんと」逃げれば、うつ病などの二次障害は楽になる。そして、あるがままに生きるうえで邪魔になった障害凹については、何歳からでも発達できる。)③『普通』とは、いわば「町内会の会則」。「必要」だが「絶対」ではない。無数にある『普通』の中から、いつでも、何度でも選べる。
それから、僕は以下のことを会場の皆さんにお伝えしました……。
生きづらいすべての人が楽に、自分らしく生きられる具体的な方法はあるんです。
幸せをあきらめないでください。
そして、誤解を恐れずに言えば、
様々な生きづらさ……実は「勘違い」なんです。
「普通」や「常識」に振り回されて、わけもわからず握りしめてしまっているだけ。
落ち着いて……、
不安と恐怖で握りしめてしまった手を弛めて……、
その生きづらさを手放してください……。
僕のこのメッセージが、ひとりでもたくさんの方の心に届いたことを祈ります。
笹森さん、yu-kaさん、「こころの健康ネットワーク大東」の皆さん、ご来場、応援いただいた皆様。(ペガサスムーン参加者の方々も、何人も来てくださいました。)
本当にありがとうございました!
僕はこれから、たくさんの人に「その生きづらさ、手放せます」と伝えていきます。
全国を飛び回りながら、そんなお話をしていける自分になります!!
そんな僕の直近のセミナーは、2月23日(土)です。
今回のシンポでお話しした、「『普通』に“従う”のではなく、“選ぶ”」。
では、「選ぶ」という行動を起こせる自分に変わるには、何をどうしたら良いのか。
これについてお話しします。
ぜひご参加ください(^^)/
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