生きづらさ解放プレゼンター成瀬敦史(あっちゃん)公式サイト

発達障害者をモデルケースにした、誰もが自分らしく生きられる社会を創る講演家「生きづらさ解放プレゼンター」。発達障害と高次脳機能障害の当事者です。凸凹さんママのセルフケアと子育てをサポートする講師・コーチ、発達障害者の就労支援スタッフを務めています。(facebookでは、お役立ち情報を毎日お届け中)

子どもの多動とグズりは発達障害かと思いきや……(猛省)

calendar

reload

恵那での発達・反射についての特別講座2日間を終えて、夕闇の高速を走りながら大阪に戻りました。
(ここに来たや様子は、昨日のブログをご覧ください。)

実はこの2日間、発達障害疑いの息子(2歳)が多動とグズりバリバリで、その対応に追われました。
保育つき子連れ参加OKの講座でしたが、保育の方の手が追いつかないくらい(汗)

昨日は、講座が行われている古民家の部屋の中を歩き回り、ガラスケースの日本人形、階段、ふすま、ストーブ、講師の方のパソコンや道具にちょっかいを出します。
その度に僕は周囲を気にしつつ、息子に対応しつつ、講座の話を聞きつつ…とフル回転。
高次脳機能障害・ADHDの影響で同時処理が苦手な僕はクタクタです(>_<)

反射統合ワークを行っている妻さとみんがメインの講座なので、彼女にはできるだけ講座に集中して欲しいと思い、僕だけで対応するようにしましたが、とても疲れました_| ̄|○

昨日があまりに多動で、保育の方がたいへんそうだったので、2日目の今日は、僕は講座を受けずに息子のサポートに加わることにしました。

アサイチからさっそくグズりまくるので、保育開始までは外に連れて行きました。
しかし、ほんとに大変で僕のメンタルが撃沈。

泣き疲れて眠ったのもつかの間、
講座会場の古民家に戻ってからも息子の不機嫌と多動は変わらず…。
ホント泣きそうでした(。ŏ﹏ŏ)
そして、発達の偏りのことばかり考えていました。

しかし、そこであることに気づいたのです…。

保育の方は、息子が受講中の妻のところに行っても止めようとはしないのです。
息子は妻のところと他のところをひたすら行ったり来たり。
その度に僕はクタクタしながら視線を送ったり動こうとする。
その度に体力と気力を消耗してイライラ。
しかし息子を見る保育さんが微笑みながら一言。

「この子は見つけたこと、感じたことをなんでも逐一お母さんに “報告” したいんですねぇ♡」

「報告」…!!!

その発想は無かった!

そう思えば納得です。
彼は何か物を壊したりとかは無かった。
そして、見るもの触れるものが生まれて初めてのものばかり。
ひとつひとつの物から温かいエネルギーが溢れている古民家なら、なおさらです。
大人が初めてUSJやTDLに行った時のような気持ちかも知れません。
いつもより激しく多動になっても当たり前…。

息子が発達障害か否かなんて、ここでは関係ありません。
いつもよりグズるのだって、初めての場所で、なおかつお母さんが目の前にいるのに触れられないなら、不安とストレスでそーなって当たり前。
「発達障害」にとらわれて、見事なまでに本質を見失っていたわけです(滝汗)

なんとまぁ……。
子どもにべったり意識と視点を注ぎ続けていると、大切なことを見落とすんだなぁと猛省(^_^;)
そして、男ってやっぱり鈍いなぁと二重に猛省(~_~;)

子育てって、「発達障害」って概念にとらわれることなく、その子の行動ひとつひとつをフラットな視点で見ることが大事。
そして、どんなに無意味で不可解に見えても、ひとつひとつの行動には必ず理由や意味があるんだってことを再認識させられました。
基本に立ち返る機会をもらえた2日間でした。

講座修了後、妻にこのことを話すと
「そうだよ(^^)いつも、そう♡いろんなことを教えに来てくれるの☆」と言われました。
夫婦のコミュニケーションもまだまだ発展の余地があるようで(笑)

そして、息子はお家に帰ってゴキゲンさんになりましまとさ(^^)

チャンチャン♪♪

********
【2/12】コラボセミナー「引きこもりと発達障害」、参加受付中です。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

folder ● ご案内(セミナー、動画など)

凸凹さんママなんでも相談サロン(ZOOM)
more...

folder ●自分らしく生きる5ステップ

発達障害は「改善」します☆なぜなら……♪
more...

folder ●成瀬について

2021年謹賀新年(今年の予定を公開♪)
more...

folder ●【終了】家族・支援者自助会(ペガサスムーン)

オンラインでも各地で家族会が行われています【コロナ疲れお母さん応援】
more...